モウソウの森

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CGのような魚群が真下を通過した!宮古島スタンドアップパドル(SUP)体験

スタンドアップパドル

1年前に宮古島でスタンドアップパドル体験をして、すっかり気に入ったので今年も申し込みました。

今回もアイランドスタイルのケンジさんのSUPお散歩コースです。

ケンジさんのツアーは2人でも貸切なのがいいですね。

きっすいのインドア派で運動苦手なので、他のグループも一緒だと迷惑かけないようにと焦ってしまうに違いありません。

集合場所

前日の夜に、天候や風向きからベストな場所を選んで連絡があります。

去年は新城海岸だったから、今年は別のところだといいな〜と思ってたところ宮古島北西部にある「海中公園」の駐車場で待ち合わせとの連絡がありました。

新城とは全く逆方面だったので嬉しいです。

 

9時半前にに海中公園の駐車場にレンタカーで到着しました。

公園では園児が遠足中で和みました。

駐車場でケンジさんと合流して、さらに車で数分誘導してもらって、なにやらマニアックなところで降りました。

そして大丈夫?というような草むらをかき分けてビーチに到着です。

さすがマニアック!!!誰もいません(笑)

 

ビーチ貸切状態です。

結局このツアー中ずっと貸切でした。

なんと贅沢。

SUP開始

すでにSUPを始められる格好でホテルから来ていたので、ライフジャケットだけ借りてつけます。

そして漕ぎ方の講義。

1年前に習ったことは全然覚えてませんが、2回目ということでわりとあっさりと復習。 

パドル。

パドルの漕ぎ方、立っているときと座っているときは持ち方が違うのです。

方向の変え方、ボードに乗り方、座り方、座りポジションからの立ち方、バランスを崩した時の落ち方など。

10分ぐらい習ってから、もう海に出ます。

この美しさ!

5月なかばで気温は暑いけど、水は冷たい〜。

去年は強風でハードモードでしたが、今年は穏やかな気候でベストコンディションとのこと。

2回来てよかった。

天気はコントロールできないので運ですね。

スタンドアップパドルは常に立って漕いでいるイメージがありましたが、実際は座っている時間も長いです。

ボードの上に正座で座って漕ぐのです。正座って不思議ですね。あぐらでもいいのですが、あぐらだとひざがパドルを漕ぐときにちょっと邪魔です。

風が強い時や横波で安定しないときは座ったほうが漕ぎやすいみたい。

私は座っているほうが楽だから好きかもw

 

同行者は果敢に立ち漕ぎに挑戦して、なんども水中に落ちてました。

立ち漕ぎは油断するとバランスをくずして落ちそうになります。

でも立っているほうが漕ぎやすいです。

意外なのは、SUPは思ったより速度が出ること。

ケンジさんに、ひとまずあの岩山を目指しましょうと言われた時には「あんな遠くまでいけるのかしら」と不安になりましたが、漕ぎ始めると「もう着いてる!!」とびっくりします。

漕いでいる時はわからないのですが、意外と速く進んでいるようです。

洞窟に上陸「ワンルーム」見学

ケンジさんが「ワンルーム」と呼んでいる洞窟に上陸しました。

洞窟越しの海も素敵。

洞窟内は確かにワンルームとなっています。

ケンジさんが「この中のどこかにハート形があります。どこでしょう。」というクイズを出して来ましたが見つけられません。

 

上を見上げると・・・

これか〜〜、確かに!!

夕日の時間にはピンクになるのだそう。

それは見てみたいものですね。

 

洞窟を奥に進むと・・・

不発弾が!!

アニメ「ブラックジャック」が頭をよぎり、「逃げろ〜〜〜」と一瞬焦りましたが、中身は空なので大丈夫だそう。

ロマンチック有り、スリル有りの洞窟アドベンチャーですね。

 

この洞窟にはテラスもあるんですって。

「テラスハウスだ〜」とはしゃいでいると、階段はなくて岩場をボルダリングして上がる必要があるといいます。

スパルタだな〜。

両手両足の4つから、最低3点確保してから1点外すという原則を習いながら崖を登ります。

「こんなワイルド体験、普段だったら絶対お断り」と半泣きになりながら登ってみたら、意外と登れました。

 

テラスからの眺めです。

美しい〜〜。登ってよかった。

この後、降りるのも怖かったですが意外とできたので、新たな自分を発見しました。

 

七光湾でアート鑑賞

次はアートを見せてくれるというので、もうちょっと漕いで七光湾という湾に入りました。

ワンルームやらアートやら、SUPで出てくるとは思えないワードばかりです。

アート出た〜〜〜!

この景色にあまりにも唐突で異彩を放っています。

後で調べると、サンピラーというアートで、世界的アーティストの森万里子さん(森ビル創始者のお孫さん)が建てたものです。

 

CGのような魚群が通過

七光湾でボードに座ってちょっと休憩しました。

ケンジさんが魚がいると言うので水中をみましたが、なにも見えません。

・・・?

その瞬間、ボードの周りを信じられない数の小魚がハイスピードで円形に通り過ぎて行きました。

1秒もないぐらいの、ほんの一瞬の出来事です。

自分の目が見たものを信じられなくて、CGかと錯覚したぐらいです。

ファンタジーの世界でした。

「す、す、すごい・・・」

同行者と顔を見合わせました。

魚がいると言ってもせいぜい10匹ぐらいがチョロチョロしてるだけかな、と思っていましたが、全然違いました。

今回のSUPで一番感激しました。

 

ボードでシュノーケル 

去年も感動したボードでシュノーケルを今年もやらせてもらいました。

ボードに乗って流されながら水中をのぞきます。

今回は風がなくて自然には流されないので、ケンジさんが引っ張ってくれました。

サンゴってシュノーケルでのぞくとやたら大きく見えて大迫力ですね。

フグみたいな魚やカラフルな魚がサンゴから出て来たり入ったり、全く飽きません。

普段見えないけど、海の中にはこんな世界があるんだな〜。

シュノーケルで上からのぞくのは、水族館で見るのとはまた違った魅力です。

 

満喫して終了

洞窟や浜辺に上陸したりしながら、計2キロぐらい漕いだと思います。

前回は強風だったので、新城海岸の狭いエリアを行ったり来たりという感じでしたが、今回はかなり遠くまで行って冒険という感じでした。

天候によってSUPは印象が全く変わりますね。

次回宮古島に来たらまた別の場所でもやりたいです。

 

私のような運動が苦手なインドア派でも楽しめるので、せっかく海に来たから何かやろうと思っている方はぜひSUPをお試しください。

 

SUP時の服装については去年の記事に書いたのでご覧ください。

www.m-forest.net

 

SUP時の写真撮影

せっかくSUPをやるなら写真に写しておきたいですよね。

スマホ防水ケースを首から下げて撮影しました。

撮影したいならお忘れなく。

私は忘れてしまい、慌てて宮古島のヤマダ電機で千円で買いました。

宮古島では意外と売ってないので事前に買って行ったほうがいいです。

 ただ、ケースの上からスマホを操作しにくいため、それほど多くは写真が撮れませんでした。

次はGo proみたいなウェアラブルカメラでの撮影に挑戦したいです。

 Go proじゃなければ4千円とかでも買えるのですね。

 

 以上、日焼け対策もお忘れなく!

 

 2019年の記事 

www.m-forest.net