モウソウの森

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知床旅行⑫雨の羅臼、霧のオホーツク海沿いをドライブして秘境の瀬石温泉へ

羅臼ビジターセンター

知床旅行4日目は朝から雨が降っています。

ハイキングや滝登りは前日までに済ませておいてよかった〜。

本日はウトロから知床峠を横断して羅臼の町へ行きます。

羅臼には「北の国から2002遺言」のロケ地があるので楽しみです!

 

雨なので室内スポットを中心に回ることにしました。

まず知床峠の羅臼側近くにある「羅臼ビジターセンター」に寄ってみます。

ヒグマの剥製です。

 

ヒグマが実際にジュースを飲んだ跡です。

すごい爪の力ですね。

この他巨大シャチの骨格標本が飾ってあって、大迫力でした。

 

羅臼間歇泉

ビジターセンターの脇から歩いて間欠泉に行けるそうなので、行ってみました。

間欠泉が1時間に1回吹き出すんですって。

こういう道を徒歩5分ぐらいです。

雨がポツポツ降っています。

 

到着!

この間欠泉は天然記念物なのです。

 

間欠泉の吹き出す時間には合いませんでしたが、かわいい鹿の親子が草をハムハムしていました。

来た甲斐がありました。

奥の煙が出ているところから水が吹き出るのでしょうね。

 

霧のオホーツク海

羅臼から北上して瀬石(セセキ)温泉を目指します。

オホーツク海沿いの気持ちいいドライブのはずが・・・。

霧で何も見えません。

すごい濃霧です。

海沿いのはずなのに、白いだけで海が全く見えません。

海どころが道のちょっと先も見えません。怖っ!

こんなのでセセキ温泉に行って意味があるのでしょうか。

不安ですがひとまず進みます。

 

民宿「熊の入った家」を通りました。

昔ここに熊が入って飲み食いしたのですって。

 

熊が酒を飲んでいる像があります。

奥の建物が、熊が入った家です。

 

とにかく霧がひどい。

途中何回か「ほんとに全然見えない・・・」と焦りました。

 

道路沿いにこんな立派な滝が普通に出現するから、知床ってすごいなと思います。

あとでこれはセセキの滝だと判明。

瀬石温泉(セセキ)温泉

羅臼の街から30分ほど車を走らせて瀬石温泉に到着!

私有地なので家の人に声をけてから入る必要がある、とネットで書いてたので駐車場とかあるか心配でしたが普通にありました。

しかもちゃんと看板が出てました。

「北の国から」のロケ地になったと書かれています。

 

この温泉は満潮時には毎日海に沈むと書かれています。

時間を調べずに来たけど、ちょうど干潮時だったのでラッキーでした。

しかもちょっとだけ霧が薄くなってきました。

看板の下の方は隠されていますね。

ここには「入浴の際は声をかけてください」と書かれています。

この日は声かけが必要な時期ではなかったようで、隠されていました。

 

脇道からさっそくセセキ温泉へ。

 

これだ〜〜〜!

「北の国から」ではこの温泉に純とトドが入ってましたね。

 

手をつけてみると「ぬ、ぬるい・・・」。

カムイワッカの湯のほうがまだ温かいと感じました。

これは海水ではないのでしょうか。

海水だったら入ったらベトベトになりそう。

さすがに入浴はしませんでした。

着替えるところもないし、丸見えですし。

 

浴槽となっている岩の周りの地面のところどころから、煙が吹き出しています。

試しに触ってみると「熱い!」となりました。

温泉がまさに吹き出しているのですね。

ちゃんと管理されているシーズンだったら、いい温度で気持ちよく入れるのかもしれません。

入浴はしなかったけど、セセキ温泉は見れたただけでとても面白くて、霧なのにがんばって来た甲斐がありました。