森の時計
新富良野プリンスホテルでは「森の時計」という喫茶店に向かいました。
倉本聰さん作の2005年のドラマ「優しい時間」の舞台となった喫茶店です。
寺尾聡、大竹しのぶ、二宮和也、長澤まさみ、余貴美子などが出演している、親子の愛を取り戻すストーリーです。
去年ドラマを観て予習してから訪れました。
そして今年も再訪です。
もちろんドラマをまた全部観て復習しました。
そのほうが気分が盛り上がるじゃないですか。
ホテルの敷地内のウッドチップの坂道を5分ほど降ります。
オゾンがたっぷりの最高にさわやかな環境です。
幸い雨は上がりました。
いつも満員の喫茶店なので、今日はすいてるといいな〜。
ちょっと早足になります。
見えてきた〜!
ドラマの設定では、この喫茶店の屋根裏部屋にマスターの寺尾聡が住んでいます。
去年店員さんが「実際には屋根裏部屋はない」と言っていましたが、外観からは屋根裏部屋っぽいものが見えますね。
単なる飾りなのでしょう。
本当にあって欲しいですが。
さて混み具合はどうでしょう・・・。
すぐ入れますように!
店内
店内上部。吹き抜けになっているので天井が高いです。
店に入ったところ。
この写真では誰も写っていませんが、実際は10人ぐらいが座って待っていました。
平日なのにさすが!
アジアの外国人がいっぱいです。
みんなドラマを観て来てるのでしょうか。
テーブル席はわりとすぐ空きましたが、カウンター希望のため20分ぐらい待ちました。
だってカウンターしかコーヒー豆を挽けないんです。
それがやりたくって来てるってのに。
壁には銀細工が。
ドラマ内で長澤まさみが清水美砂に銀細工を習ってたやつです。
店内をキョロキョロしながら待っていると、ついにカウンターに案内されました。
カウンター席は9席ぐらい?しかないので、もっと待つかと思いました。
しかし、旅行中で観光地の1つとして寄るらしく、飲んだらすぐ帰る人が多かったです。
旅行ってスケジュールが詰まってますもんね。
普通のスタバみたいにゆっくり何かするという感じではなさそう。
メニュー
ケーキセット1240円をオーダーしました。
コーヒー600円、ケーキ780円なので、140円お得です。
コーヒーはやっぱり520円のままであってほしかった。
ドラマ内でお客さんが520円を払って帰るシーンが何度も出てくるからです。
コーヒー豆を挽く
ついにコーヒー豆を挽くことになりました!
これがやりたかった〜。
ドラマではマスターと世間話をしながら、ミルを挽くんですよね。
スプーン1杯の豆をコーヒーミルに入れて、3分ほど回します。
ゴリゴリゴリ・・・。
結構力が入ります。
挽き終わったものを店員さんに渡すと、ボールに入れて香りをかがせてくれます。
香ばしい〜!
これは私と同行者の2人分です。
ケーキは「初雪」。
チョコのクリームが乗ったガトーショコラだそうです。
クリームはふわっとして、ガトーショコラはしまっています。
甘さ控えめでおいしい〜。
店員さんがゆっくり落としてくれたコーヒーとともにいただきます。
自分で挽いたコーヒーはうまい!
周りは森なので、ガラス張りの正面に木が風に揺れるのが見えて癒されます。
ミルの横にドラマで二宮くんが寺尾聡に作ってあげた皆空窯のコーヒーカップが置かれていますね。
あれを使ってみたい!
店内を振り返ると、テーブル席は空いてきていました。
もう夕方だからです。
ふくろうの彫刻の写真を撮って、お店を後にしました。
今年も森の時計に来られてよかった!