にわかアート趣味
アート? わかりませんね!と食わず嫌いですごしてきたので、美術館に行ったのは、人生でほんのわずかな回数です。
しかしゴッホ展が話題になっているので急に興味を持ち始めました。
しかしゴッホ展は予約が埋まっていてすぐには行けない!
ということで、せっかちなためすぐに行ける印象派の美術館に行ってきました。
こちらです。
イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン|三菱一号館美術館(東京・丸の内)
東京駅を出てKITTEを通り過ぎると、こんなおしゃれな建物があったのですね。知らなかった!
このエリアには用がなくて初めてきたかも!?
モネの睡蓮ぐらいなら知ってる!と鼻息荒く足を進めます。
中庭にはバラが咲いてなんとおしゃれ空間なのでしょう。
面したカフェ数軒のオープンエアでお茶しているみなさんが、都会の大人!という雰囲気を醸し出しています。
こんどゆっくり来たいものです。
コインロッカーに荷物を預けてチケットを買い、エレベーターを上がります。
ついでに音声ガイドを600円でレンタルしました。
人気声優さんが絵の解説をしてくれるので文字を読まなくてもよくて楽ですね。
印象派とは、もやもやして淡い色の絵というイメージ。
でも現代アートと違って何を描いているのかはわかるので、見やすいです。
へぇぇと心の中でいいながら見て回ります。
モネの絵は撮影OKでした。
真ん中の白いところが滝のように見えていたのですが、水面に移った空だったのですね。ロールシャッハテストのようです。
音声ガイドによると、遠近法だと睡蓮の葉っぱが奥の方が小さいはずなのに、モネの絵では手前の方が小さいのだそう。言われないと気づかないことです。
照明が暗めで目がしょぼしょぼしました。
絵のために暗めにしてあるのですね。
1時間半じっくり見てギャラリーでポストカードを買って帰りました。
不思議だとおもったのは、実際の絵が素敵でもポストカードにすると映えなかったり、その逆もあるということです。
実際の絵は絵具が盛り上がっていたりするのに、ポストカードは平面になってしまうのも一因でしょうね。
あとはギャラリーではポストカードが額装されて飾られていました。額縁に入れると急に映える絵もあって、選ぶのが難しかったです。
額縁ごと買うのが間違いないですね。(額縁は5千円ほどします……)
後日
にわかアート趣味が盛り上がって、別の日にまた印象派の美術館に行きました。
東京駅の逆側の出口を出て5分ほど歩いたところにある、アーティゾン美術館です。
石橋財団コレクション選 「印象派ー画家たちの友情物語」 「特集コーナー展示 挿絵本にみる20世紀フランスとワイン」 | アーティゾン美術館
音声ガイドは自分のスマホにbluetoothで繋げてイヤホンを持参すれば、無料で聴けます。なんとハイテク!(ただしスマホ電池の減りが半端ない)
モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホなど、大量に絵があって体力もいります。
やはり1時間半ほど堪能しました。
この展示は画家たちの関係性が見どころだったらしいけれど、誰が誰だか予備知識ほぼないのでぽかんとしました。
帰ってこの本を読んだら、関係性がわかってすごく面白かったです。
画家って貧乏だったんだな……とか、変な人ばっかりだな……とか。
面白い漫画で説明してくれると頭に入ります。
ゴッホは同居人のゴーギャンに切れて耳を切り落とし仲良しの女性に送りつけたあげく、最後はピストル自殺するんですね。
ゴッホ展に行くのが不安になってきました(苦笑)