宮古島SUP
GWの最後のほうに宮古島に行って来ました。
宮古島に来るといつも、スタンドアップパドルをするのがメインイベントです。
スタンドアップパドルとは、サーフボードに乗ってオールで漕いで進むマリンスポーツです。
宮古島の海があまりにも美しく、陸から眺めているだけではもったいないですからね。
3回目になる今回もやってきました〜。
初回は新城海岸、2回目は海中公園の近くで体験しましたが、今回はどこになるのでしょうか。
いつもツアーをお願いしているアイランドスタイルのケンジさんから、前日に場所の連絡があります。
その日のベストポイントを選んでくれるのです。
伊良部島がいいな〜とうっすら考えていたところ、伊良部島の渡口の浜で待ち合わせになったので「やった〜!」と思いました。
伊良部島と言っても橋がかかっているので車で行けますよ。
渡口の浜
渡口の浜は車で通過したことしかないので、降り立つのは初めてです。
渡口の浜は白砂がとても美しく、あの超美しい前浜ビーチの小さい版だそうです。
ならばここのほうが静かでよいです。
ケンジさんがいくつかコースを提案してくれて、最終的に伊良部島と下地島の間の川?を横断することにしました。
赤線を、下から上に北上する感じです。
川(といっても海水だけど)みたいなところを行くのが初めてで、興奮しました。
このコースは風向きや干潮満潮などの条件が合わないと通れないので、ケンジさんも年に何回かしか行かないそう。
得した気分です!
3〜4キロのコースです。
ラッシュガード、ラッシュトレンカ、マリンシューズ、帽子で、日焼け止め対策バッチリです。
この日は曇りぐらいでちょうどよかったです。
晴れていると1回のツアーでもすごく焼けるので!
さっそくボードに乗ります。
海に入った瞬間は水が冷たい!!
SUPは3回目ですが、1年に一回しかしないので漕ぎ方を毎回忘れます。
5分ぐらい復習してもらって、すぐに漕ぎ始めました。
1年に1回でも意外と体が覚えているものですね。
島の間を横断
ケンジさんと同行者の後を着いていきます。
座って漕いだり立って漕いだり。
後ろから風が来てる時は、立った方が風を受けて早く進むのだそうです。
前までは座って漕ぐ方が楽だと思ってましたが、慣れて来たら立っててもそんなに疲れなくなりました。
座っている状態から立つ時(またはその逆)が一番難しく、バランスを崩して海に落ちそうになります。
一瞬バランスを崩しかけましたが「先週なんども転倒したアイススケートに比べたら、これぐらい大した事ない」と思ったら簡単に感じてきました。
いくつもかかっている橋の下を通過するのが楽しいです。
なかなか橋の下って通らないですよね。しかも水上を。
2012年の宮古島を舞台とした朝ドラ「純と愛」のロケ地のホテルだそうです。
ドラマは見てないけど、悲惨なストーリーを1分で振り返る動画が記憶に焼き付いてました。
ここがそれか〜。
ちなみに私が見たのはこの動画です。
ケンジさんによると、せっかく宮古島が舞台で喜んでいたのにストーリーが暗すぎて地元の人も苦笑いだったそうです。
中洲のようなところがいくつかありました。
マングローブ地帯もあるのです。
海水も育つ強い植物です。
マングローブの中を迷路のように進むと、流れが止まった場所があります。
そこで休憩しました。
ボードに乗って間近からマングローブを見られるのもSUPの魅力ですね。
ドリンクを飲んでまったりします。
さて、もうちょっと頑張るか〜。
8割ぐらい進んだかなと思ったところでケンジさんが「もうすぐ半分」と言ったので、気合いを入れ直しました。
今回はサンゴ地帯ではないので、ボードに乗ってシュノーケルはやりません。
その代わりに、ボードの上で寝転がるのが最高でした。
空が見えて、左右を向くと水面しか見えないのです。
こんなビューは普段味わえないですよね。
まぁ、ボードが流されてしまうのですがw
たいこ橋が見えてきました。
たいこ橋の下を通過するところ。
中洲を右に眺めながら進みます。
あの橋を超えたらゴール地点の佐和田の浜です。
出発してから2時間以上たちました。
ところが・・、ケンジさんの予想よりも早く干潮が進んだとのことで佐和田の浜は干上がっています。
干潮だとボードのフィンが底に引っかかって漕げないのです。
ボードを引っ張って歩くことに。
浜に上がってゴールしました。
渡口の浜から佐和田の浜までのレアコース、楽しかったです。
美しい海を漕ぐのもいいけど、左右に建物やら植物やらを見ながら漕ぐのも飽きなくていいですね。
今回は海に落ちなかったので、太ももぐらいまでしか濡れませんでした。
上達してきたかな。
曇りだったけど、ラッシュガードから出ている指だけちょっと焼けました。
日焼け止め対策はお忘れなく。
あと写真撮るなら防水ケースもお忘れなく。
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