モウソウの森

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ココナッツワックスでキャンドルを作ったらどうなる

ココナッツワックスの特徴が知りたい

ソイか蜜蝋ばかり使っていましたが、ココナッツワックスを初めて使ってみました。

ココナッツワックスはココナッツオイルからできていて、ヤシの葉から作られるパームワックスとはまた別物です。

日本では完全にマイナーなこのワックスを使ったらどうなるのでしょうか。

ワックスを量るために触るとベタついていてびっくりしました。ソイよりもさらにベタついている気がします。融点が低いからですね。

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ココナッツワックスはフレーク状じゃなくて塊なので、欲しいグラム数に近そうな塊を測って鍋に入れます。意外と大きくても時間をかければ溶けるものです。

意外にも匂いはしません。

融点が低いのがポイントです。ソイ は52度ぐらいですが、ココナッツは42度。つまり真夏は置いておいたら溶けちゃいそうです。

その分ゆっくり燃えるので長持ちします。

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55度〜60度で精油を入れて、湯煎で温めた瓶に注ぎました。

めちゃサラサラした質感です。粘性がない。

キャンドル制作でおなじみの、竹串をゴムでまくやつをとうとう作りました。

 

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固まりました。ちょっと芯を動かしたので表面がボコボコしました。

右は一緒に作った蜜蝋です。

 

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火をつけました。

この静かなたたずまい、好きですね。

え、いいじゃないですか!ココナッツワックス。

ググっても情報がないので、海外サイトを英語で読み込みました。

ソイよりもさらに長持ち、ワックスがほぼ無香のこともあり香りの拡散力が高い、環境に優しい。

欠点は値段が倍することと、夏は溶けること。ソイとブレンドすれば緩和されるそうです。

日本ではソイも高いので、ココナッツワックスと値段が変わりません。ならば今後は積極的に使っていこうと思いました。