麓郷の地
富良野から車で30分ほど走ると、「北の国から」の舞台となった麓郷がある。
せっかく富良野に来たので、半日かけて回ってみた。
まず入り口付近になる、中畑木材に向かった。
地井武男演じる中ちゃんの木材屋さんだ。
これこれ〜!
今も実際に木材屋として使用されている。
実際は麓郷木材という名前だけど、「中畑木材」と貼ってくれている。
倉本聰のメッセージ付き。
「自由に写真をお撮りください」と書かれてた。
いちいち入ってきて聞かれるのも大変だもんね。
麓郷の森
そこから車で3キロほど走らせると、麓郷の森が。
途中よくドラマに出てきた沢に沿った道を通って「おお〜!」と大興奮。
森の入り口にある地図。
森の中に丸太小屋(2番目の家)と3番目の家がある。
森の中を歩いて行くと、売店が現れてその横にロケ地の入り口がある。
売店で500円払って中へ。
後ろに騒いでいる団体さんがやってきたが、ここには入らなかったので一安心。
静かに見たいもんね。
でたー!丸太小屋。
連続ドラマの最後あたりで完成しましたね。
村の人みんなで組み立てて、木の間に苔を詰めて。
正吉が屋根の雪かきして埋まっちゃうんですよね。
ドラマでは家事で燃えてしまうのだが、燃やした家はダミーだそうで無事残っている。
中には当時のドラマの写真も展示されている。
丸太小屋をあとにして、ちょっと歩くと・・・
3番目の家。
家事で丸太小屋が焼けたので、五郎が農家の廃屋を直して作った。
小さい!という印象。
純がれいちゃん(横山めぐみ)のお父さんのところで作った風力発電が屋根に付いてる。
中に入って「狭い!」とつぶやいた。
一時期はここに五郎家族3人と正吉の合計4人が暮らしてた設定だけど、ちょっと厳しいのではないか。
ロフトも狭いし。
木の板の隙間に新聞紙を貼って防寒している。
新聞紙の記事に2005年と書かれていたので、ドラマ当時より後に貼られたものらしい。
麓郷の森にある家は以上。
石の家と最初の家
さらに車に乗って10分ぐらい?
今度は石の家と最初の家の場所へ。
駐車場から売店のようなところで500円を払って、森へ入る。
しばらく歩くと・・・
石の家!
テラスが広い。
鳥の声がして気持ちがいい。
他の人が来ないうちに中に入ってみますと・・・
中も石でできてますな〜。
ここで五郎が晩酌したんですな。
遺言作成用の書道セットが。
ここで2002「遺言」の遺言状は書かれたのだろう。
石の家の広い木のテラスでくつろいだ後、もうちょっと歩くと・・・
最初の家に到着。
純が「電気がないと住めませんよ!」と言っていたまさに最初のボロ屋。
川から2キロ引いた水道。
実際には繋がってなかったけど。
手作りの薫製機。大きい!
「北の国から資料館」にもあった。
この食卓をよく五郎、蛍、純、雪子おばさん(竹下景子)が、囲んでましたね。
たたみに蛾が死んでるところも味があるじゃないですか。
キッチンは意外と狭い。
電気もガスもないんですから。
土間の隣の部屋が納屋みたいになっていて、はしごを登ると蛍と純と雪子おばさんが寝ていたロフトがある。
まとめ
麓郷に実際に行けて感無量だった。
実際に見てみると、「思ったより広い、狭い」のような想像と違う部分が結構あった。
家の作りがわかると、ドラマを見るときに頭の中で想像できてより楽しい。
今回は行かなかったけど、拾ってきた家が展示されている場所がもう一箇所ある。
次回行きたい。
このCD、めちゃいい。
登場人物それぞれのテーマ曲が入ってて懐かしい!