芯は糸だけじゃない
キャンドルの芯は糸だけじゃないと最近知りました。
木の芯が流行っているようです。そこで使ってみました。
木の芯はこういうものです。平らな板のほうがメジャーですが、私は丸型を使ってみました。中心に細い板が入っていて、周りを薄い木の皮がストローみたいになって覆っています。
使い方がよくわからなかったけど、ひとまず板も周りの皮もロウにつけてロウ引きしました。
グラスの中心に立たせます。台座は両面テープで貼っています。
真っ直ぐの棒だからといって、真っ直ぐ立たせるのが難しいです。微妙に違う方向に傾きます。
ロウを注ぐ前にグラスを湯につけて温めておきます。
ガラスとロウの温度差で白くなったり変な線が入ったりするからです。
この作業はちょっと面倒だけど意外と大事だと思い知りました。
(手前のはゆで卵の殻で何も関係ありません)
ロウを溶かします。今回はいつもよりお高いソイワックス を使いました。
60度超えたら精油を入れます。木の芯を使うので森系にしようと、プチグレイン、ティーツリー、フランキンセンスをたっぷり入れました。芯の吸い上げの限界が香料6%と書かれていたので限界まで!これまたお高いキャンドルになりますな〜。
ロウが六十度で、温めておいたグラスに注ぎます。
芯の方向を微調整するために割り箸で押さえます。
着色しないと気が楽だな〜。着色するとあらが目立つので。
固まるのを待ちます。結構大きいのでいつもより時間がかかりますが15分ぐらいで白くなってきます。
白くなり始めると後は早いです。見る見るどんどん白くなっていきます。
いつもと違うややお高いソイワックスを使うと、芯の周りに穴があきません。リモールドしなくていい?と思ったけど、一応しました。
固まった。表面も平らだし滑らかでめちゃきれいです!!売れる!!と思いました。
芯を短く切って完成!芯を切るのが固くてちょっと力が入りました。
芯だけで150円ぐらいするので切るのがなんかもったいない。
ちゃんと火がつきました。意外と炎がちゃんと出ます。でもやはり糸の芯よりは暗いです。
みるみるうちに周りのロウがとけて、糸の芯よりパワーがすごい。おかげで香りの広がる力も大きいです。
ティーツリーの香りが思ったよりすごい勢いで広がって、鼻がスースーして寒くなるので、ちょっと遠くに起きました。精油でこんなに威力を感じたのは初めて。
この大きさだと30時間は持つ見込みです。
買ったら高そう!と一人でほくそ笑みましたw